書名
行動学入門
著者 三島由紀夫
三島氏が、壮絶な自決を遂げた直前に刊行されたエッセイ集。
この本は、自決の後、何回か読んだ本。30年以上前の話だ。
ふと気が向いて、また手にしてみた。
当時、思春期だった僕には、何回読んでも、実はあまり意味が分からなかった。
今なら、分かるのかな?
そう思って手にしてみたのだ。
まず三島氏は、行動という言葉で、鉄砲の弾を例にとる。
ここで、昔は混乱してしまった。
そう、今なら、確かに意味が分かる。この言葉自体、暗喩なのだ。
自分もいつのまにか成長したものだ。^^
文章のあちらこちらに、自決へのヒントがある。三島氏の心の中の、灼熱のマグマと、さらには抑制が読み取れる。
彼の心情を想像しながら読むと、興味深く、そして、重い・・・。
- 2006/12/06(水) 11:04:11|
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書名:合衆国再生
著者:バラク・オバマ
著者は、説明するまでもないバラク・オバマ氏。米国大統領選の民主党公認をヒラリー氏と争ってる黒人候補者だ。
どんなchangeが可能なのか、と興味を惹かれて、購入してみた。
米国の二大政党制の弊害、宗教問題、人種のこと、憲法のことなど、多岐に亘って、氏の持論が展開され、そこそこ興味深い。
ブッシュ大統領の決断を、彼の立場で理解するようにつとめる、といったバランス感覚には共感を持てるが、一方で、言葉の多さに比較して、どこまで切り込んでいるのか、あるいは、どこまで本音が出ているのかなあ、といった、限界も。さらには、米国人以外の見方がもう少し、出来ないのかなあと感じるところも。
・・・とはいえ、大統領候補という立場を思えば、無理もないということだろう。
- 2008/05/14(水) 20:17:56|
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