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エッセイ:平和の絵本の本屋さん

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太陽と鉄


書名:太陽と鉄
著者:三島由紀夫

学生時代に読んだ本が、書棚にあって、何十年ぶりかに読み直してみた。
当時は、分かったような、分からないような、というのが正直なところだった。

今はどこまで分かるだろう?

そう思って挑戦してみた。
それにしても難解な文章だ。正直、難解さに呆れてしまった。

僕が本を書くときは、いつも分かりやすさを第一に考える。
三島の文章は、逆に隠す文章だ。わざわざ分かりにくく書いている。

むろん、割腹自決をするつもりだ、などと本で書けない。彼は隠さなければいけない動機があった。
隠しているものとしては、他には、同性愛。マゾヒズムも。

隠しつつも、表現したい。何かを。

そして、読み解いていくのは、まるでパズルを解くような面白さがあった。
二度読めば、あ、こんな意味かと気づく。

しかし、まだ僕は全部を読み取れてはいない。まだ解けないパズルがたくさんある。
三島自身、解けず書いていた部分も、あるのかも知れない。

さて、武と文。あるいは肉体と言葉。 彼はそんな言葉で表現していたが。
男性性と女性性。そんな言い方も出来るかも知れない。

いずれにしろ、二つに分裂する自我。
その自我が、英雄的な死、悲劇的なもので、1つになる。

想像の世界で憧れていたものが、ある日、義務に変貌した、という文章には、笑ってしまった。
これは僕も経験したことがある。

二つが一つになる感覚もまた、よく分かるが、それを一つにするものが、僕にとっては、割腹自殺だとは思わない。覚悟としては共感しても、それを目指す発想は僕にはない。

ここは確かに違うところだ。


それにしても、あの難解な文章はまた、共感の拒否でもあるのだろう。
安易な共感などしないでくれ、という。

三島は今、どこまでパズルを解けたのかな?



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  1. 2012/12/11(火) 01:36:54|
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合衆国再生


書名:合衆国再生
著者:バラク・オバマ

著者は、説明するまでもないバラク・オバマ氏。米国大統領選の民主党公認をヒラリー氏と争ってる黒人候補者だ。

どんなchangeが可能なのか、と興味を惹かれて、購入してみた。

米国の二大政党制の弊害、宗教問題、人種のこと、憲法のことなど、多岐に亘って、氏の持論が展開され、そこそこ興味深い。

ブッシュ大統領の決断を、彼の立場で理解するようにつとめる、といったバランス感覚には共感を持てるが、一方で、言葉の多さに比較して、どこまで切り込んでいるのか、あるいは、どこまで本音が出ているのかなあ、といった、限界も。さらには、米国人以外の見方がもう少し、出来ないのかなあと感じるところも。
・・・とはいえ、大統領候補という立場を思えば、無理もないということだろう。


  1. 2008/05/14(水) 20:17:56|
  2. エッセイ|
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行動学入門


書名 行動学入門
著者 三島由紀夫

三島氏が、壮絶な自決を遂げた直前に刊行されたエッセイ集。
この本は、自決の後、何回か読んだ本。30年以上前の話だ。

ふと気が向いて、また手にしてみた。
当時、思春期だった僕には、何回読んでも、実はあまり意味が分からなかった。
今なら、分かるのかな?
そう思って手にしてみたのだ。

まず三島氏は、行動という言葉で、鉄砲の弾を例にとる。
ここで、昔は混乱してしまった。

そう、今なら、確かに意味が分かる。この言葉自体、暗喩なのだ。
自分もいつのまにか成長したものだ。^^

文章のあちらこちらに、自決へのヒントがある。三島氏の心の中の、灼熱のマグマと、さらには抑制が読み取れる。

彼の心情を想像しながら読むと、興味深く、そして、重い・・・。


  1. 2006/12/06(水) 11:04:11|
  2. エッセイ|
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  4. コメント:1
































































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