書名:山岡鉄舟―春風館道場の人々
著者:牛山 栄治
これは、もう絶版なのかな。人からいただいた本。
山岡鉄舟という、明治時代の英傑、剣と禅の達人を囲む人々の話。明治の雰囲気を味わいたくて読んでみた。
当時の人々が何を考えていたのか、どんな常識を持っていたのか。
色々な人々が登場するが、正直、浅学にして知らない方も多く、中には興味が持てない人も。一方で、落語家の円朝や清水次郎長、明治天皇など、有名な方々も登場。そこは興味深く、拝読。
何とも若く、荒っぽく、そして修行・道といったものへの真摯な取り組み。金銭への無頓着。国、忠節。
今の日本に何が残り、何が失われたのか、そんなことを考えさせられる。
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- 2009/12/08(火) 23:40:33|
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