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太陽と鉄


書名:太陽と鉄
著者:三島由紀夫

学生時代に読んだ本が、書棚にあって、何十年ぶりかに読み直してみた。
当時は、分かったような、分からないような、というのが正直なところだった。

今はどこまで分かるだろう?

そう思って挑戦してみた。
それにしても難解な文章だ。正直、難解さに呆れてしまった。

僕が本を書くときは、いつも分かりやすさを第一に考える。
三島の文章は、逆に隠す文章だ。わざわざ分かりにくく書いている。

むろん、割腹自決をするつもりだ、などと本で書けない。彼は隠さなければいけない動機があった。
隠しているものとしては、他には、同性愛。マゾヒズムも。

隠しつつも、表現したい。何かを。

そして、読み解いていくのは、まるでパズルを解くような面白さがあった。
二度読めば、あ、こんな意味かと気づく。

しかし、まだ僕は全部を読み取れてはいない。まだ解けないパズルがたくさんある。
三島自身、解けず書いていた部分も、あるのかも知れない。

さて、武と文。あるいは肉体と言葉。 彼はそんな言葉で表現していたが。
男性性と女性性。そんな言い方も出来るかも知れない。

いずれにしろ、二つに分裂する自我。
その自我が、英雄的な死、悲劇的なもので、1つになる。

想像の世界で憧れていたものが、ある日、義務に変貌した、という文章には、笑ってしまった。
これは僕も経験したことがある。

二つが一つになる感覚もまた、よく分かるが、それを一つにするものが、僕にとっては、割腹自殺だとは思わない。覚悟としては共感しても、それを目指す発想は僕にはない。

ここは確かに違うところだ。


それにしても、あの難解な文章はまた、共感の拒否でもあるのだろう。
安易な共感などしないでくれ、という。

三島は今、どこまでパズルを解けたのかな?


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  1. 2012/12/11(火) 01:36:54|
  2. エッセイ|
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