書名 日本がアメリカを赦す日
岸田 秀 (著)
日米関係のねじれなどに関する心理分析。
鋭い分析もあり、また、物足りなさを覚えたところも。
この手の心理分析では、結局のところ、著者の世界観が問われる事となる。
ものさしが必要なのだ。
例えば、人と人が喧嘩しているとき、「人と人は、必ず争いあうものだ」とするなら、喧嘩している状態はノーマルなものとなる。
「仲良くしている」状態は、アブノーマルだ。
その場合、分析は、なぜ、この人々は、仲が良いというアブノーマルな状態なのか? となるだろう。
一方で、喧嘩している状態は、分析の対象にはなりえない。
その物差しをどこに持つか。・・・それによって、分析の結果もまた正反対になるだろう。
- 2005/11/15(火) 12:08:14|
- 社会心理学の本|
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