書名 侵略の世界史
著者 清水馨八郎
白人たち、ヨーロッパ人たちが、全世界を侵略してきた歴史を描いた本。
500年のスパンで俯瞰して、はじめて歴史が見えると著者は主張している。
500年という長さが適当かどうかは別として、長期的な視野を持たなければ、という主張には強く共感。
実際、長期的な視点が無ければ、「木をみて森を見ず」となってしまう。
また、著者の怒りと勇気にも、共感するものがある。
しかし、惜しむらくは、善悪の土俵から抜けきれていない、と感じること。
「だから白人が悪い。日本は悪くない。」 ・・・もしこれで終われば、世界平和の達成の道からは外れてしまう。
どっちが悪いか? の発想からは、解決策はなかなか見えない。・・・一切見えないとは言わないし、また現実認識の一段階としての価値を認めるのに、やぶさかではないけれど。
ま、世界平和達成については、こちらの仕事、ということか。
お勧め。・・・ただ読者の方には、善悪の土俵の外で、是非、お読みになって欲しい。
参考
⇒ 平和の絵本 どっちだ?
- 2006/12/06(水) 17:00:51|
- 平和と戦争|
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